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2010年映画ベスト3

昨年は思ったほど映画を見にいけなかったなぁ。
まず、都内の単館にはほとんど行かなくなっちゃったし。
なので、いろんなところでいろんな人が今年のベスト3級に入れた
映画が見れてなかったりするのです。

たとえば、
『息もできない』未見。
『第9地区』未見。
『ぼくのエリ 200歳の少女』未見。
『ヒックとドラゴン』未見。
『シングルマン』未見。

とくに『息もできない』は見よう、見よう、と思っていたにも関わらず
とうとう見逃してしまった~。(DVDで見りゃいいんだろうけど。)

そんな中でのベスト3です。

Brand_new_life_31.『冬の小鳥』
2.『渇き』
3.『(500)日のサマー』といった感じです。

1位はダントツで、冬の小鳥。
もう、本当に好き。

お涙ちょうだいに作りそうな題材なのに、
突き放した淡々とクールな演出が素晴ら
しいの。ちょっとフランス映画(『シベール
の日曜日』とか)っぽいなと思ったのは
監督がこの映画の主人公と同じく韓国
人だけどフランスへ養子にもらわれフラ
ンスで暮らしているからなのかも。

淡々としてるのに、むせるような土の匂いとか、古着のほこりっぽい匂い
とか、お父さんの背中の厚みとか温かさとか、そういうのがスクリーンを
通じて伝わってくるのです。言葉でなく映像で語るチカラがあるのね。
主役を演じたキム・セロンちゃんの演技が素晴らしい!!
まったく子役のわざとらしさがなく、というか演技をしている感がまったく
なく、ほんとうに子供らしくかわいくって、うぅ、抱きしめたくなる。
たった9歳の女の子が、自分ではどうにもできない自分の状況を絶望し、
もがき苦しみながらも、ある日、それを受け入れ、そこから自分の手足で
自分の幸せをつかんでいかなければと覚悟する、その瞬間の彼女の目
の光の力強さったら、美しさったら…。一生大事にしたい映画です。

『渇き』はソン・ガンホの色気全開。
そして韓国映画のなんというか狂気といってもいいくらいの才能を思い
知らされまして。映画としての体力もあるし。
こんなの見せられたら日本映画は、どうがんばったらいいのかね…。

『(500)日のサマー』は、久しぶりに恋愛映画を楽しく見たなぁと。
ビターだけどキュンとする。昔はジョセフ・ゴードン・レヴィットみたいな
英国音楽が好きでスラっと細くておしゃれな草食系男子が好きだった
なぁ~って思ったり。そんなことも楽しかったな。
腕にスケッチをするシーンがたまらなく好き。ロマンチックゥー。
そしてラストも大好き。幸せな気分になります。
 
そのほかは『13人の刺客』とか『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を 』
『インセプション』
あたりが面白かったです。

横浜はジャックアンドベティっていう良い映画をかける2番館がある
ので、今年はもっとたくさん映画が見られそうな予感が…。
楽しみだなぁー。

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コメント

「息もできない」ちょうど手元に届いてるんだけど、正月のバタバタした雰囲気で観れないまま。
「第9地区」はかなりよかった。
「プレシャス」もよかったよ。
今年観たのはほとんど自宅かzzシアターで、映画館で観たのは「アリス〜」くらいなんですけどね(^^;;。

投稿: ぜっとぜっと | 2011年1月 2日 (日) 21時26分

■ぜっとぜっとさん
あけましておめでとうございます。
(&。お正月からお仕事おつかれさまです)
私も、「息ができない」DVDで借りてこようっと。そして観た人達が
うれしそうに叫ぶ「シバラマ!」を私も胸をはって言ってみたい、と。(笑)

「プレシャス」もよかったですねー。
マライアと、お母さん役のモニークが特によかった。
プレシャスって名前、日本人的にはきれいな名前って感じだけど、
知的なアメリカ人なら絶対子供に付けない名前なんだって。
いわゆる性風俗的なお仕事の源氏名みたいなものらしく。
そんなことも考え含めて、タイトルからして深いなぁっと。

投稿: ok | 2011年1月 3日 (月) 10時38分

あけましておめでとー
「息もできない」は本当におすすめ。
「渇き」も面白かったねー。ソンガンホって痩せたらかっこいいし。
韓流ドラマはよくわかんないけど、少なくとも韓国の映画は
日本より、アメリカよりいや世界で一番面白いと思う。

日本映画も面白いのあるけれど、テレビドラマの映画化
とか、どうしようもないのが目立つ状況はどうにかしないと。
あと、ヤマトとかさー。どうにかしてほしいねー!

投稿: kimi | 2011年1月 3日 (月) 18時17分

あけましておめでとうございます!

映画、ワシは逆に「冬の小鳥」見逃した
見たかったんだけどなぁ
↑のリストにない中では「オーケストラ!」とか
「ボーイズ・オン・ザ・ラン」あたりもおすすめです
そこんところ近いうちにどこかに書きます

どうでもいいけど「ヤマト」は結構おもしろいですよ
VFXもいいけど、よくぞこの尺におさめた!
って、感心してしまいます

投稿: ワシ | 2011年1月 4日 (火) 08時58分

■kimiさん
あけましておめでとうございまーす。
そうそう、「渇き」のソン・ガンホはハンサムじゃないけど、
「あれ?この人って思っていたより若いのかも…」って
気がついた映画だったよ。
この映画から私は急速にソン・ガンホ萌えな1年だったのでした。

テレビドラマの映画化はほんとイヤだねぇ。
相棒、ドラマは見るけど、それを映画館にまで行って観たいとは
思わないんですけど…。
そして「ヤマト」はキムタク苦手だし、多分絶対見ない(笑)

投稿: ok | 2011年1月 4日 (火) 11時14分

■ワシさん
あけましておめでとうございまーす。
お酒は抜けたでしょうか(笑)
「オーケストラ!」は年末、横浜の2番館でかかってたから
観にいこうって思ってたけどいけなかったぁー。
きっとそのうち観るつもりです。
去年はドキュメンタリーもけっこう面白かったよ。
「ベンダ・ビリリ」とか「ハーブ&ドロシー」とか。

そして↑にも書きましたが「ヤマト」は観ないと思う。
スマン!!(笑)

投稿: ok | 2011年1月 4日 (火) 11時18分

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