ホイットニーのこと
ホイットニー・ヒューストン。
最近7年ぶりにアルバムをリリースし、またたくまに全世界的にヒット!
来年2月には13年ぶりに来日公演も予定され、完全復活を果たした彼女。
私自身は、超人気あった90年代頃にはまったく彼女に興味なくって。
ルックスはモデル出身というだけあって美しく、芸能一家に生まれたという
恵まれた家柄で、歌も抜群に上手かったホイットニーでしたが、私は、もっ
とザラついていたり個性的な声のアーティストのほうが好きなせいか、あの
伸びやかで美しい歌声には、さほど魅力を感じなかったのです。
だからホイットニーが「I will always love you」とかを歌い上げていても、
「はいはい、お上手ですねー」っていうふうにしか感じなかったわけ。
そんな優等生でお嬢様のホイットニーが絶頂期に結婚した相手が、悪くて
問題児の中の問題児(=ダメ男)ボビー・ブラウンでした。
結婚当初、誰もがすぐに別れるだろうと言ってたけれど、そう言われたから
こその意地もあってか、10年以上も、ボビーからのDV、夫婦揃っての薬物
中毒、ボビーの度重なる浮気、消費癖(ホイットニーのカードで買い物する)
で、心身ともにボロボロになっても別れられず、堕落していったのでした。
そんな最悪な状態にいた彼女が、ボビーとやっとの思いで関係を断ち切り、
地獄の底から這い上がって、作り上げたのが今回のニューアルバム。
そのあたりの経緯が、アメリカの人気番組『オプラ・ウィンフリー・ショー』で
語られていて、その内容が音楽評論家・吉岡正晴氏のブログに掲載されて
ます。ご興味あるかたはぜひ読んでみてください!
☆吉岡正晴のソウルサーチン:ホイットニー、オブラに語る(Part 1、2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10345413767.html#main
女性として、というか人間として、本当にいろいろ考えさせらました。
依存症という病(やまい)とか。生き抜く力とか。
この『オプラ・ウィンフリー・ショー』の最後にホイットニーが歌う曲が、
まさに彼女の今そのままを語るようで、素晴らしいの。
『I Didn't Know My Own Strength』
私は、私の強さを知らなかった。
良いタイトルだなぁ。
「私は強くなった」 ではなく、「強さを知らなかった」。
このステージで歌う彼女の声は、以前のようなどこまでも伸びていくような
透明感のある声ではまるでなく、ハスキーで声量も以前よりはダウンして
いるとは思うけれど、人としての深みを増しているのがはっきりとわかるの。
ココロをうつ歌というのは、決して巧さではないのだな…って思うのでした。
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