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高校男子(DT)のひと夏映画を2作

水曜はレディスデイだったので欲張って2本続けて映画を見てきました。

まずは『色即ぜねれいしょん』
みうらじゅんの自伝的小説を田口トモロヲが監督、というサブカル指数の
高めな映画。(リリーさんも出てるしね)
最近の学園もの映画って、ヤンキーが野球やって泣いたり、ケンカやって
泣いたり、そんなのばっかりじゃないすか?
でも、私の学校時代、そんな死にそうなケンカをやってイキイキしてた人な
んて、どこにもいなかったし。

Sub2_large実際は女の子にモテモテでもなく、
スポーツにガツンと打ち込むこともなく
だからといってグレる理由もなく、悶々
と日々すごしてる男の子っていうのが
多かったような…。


なので、この『色即ぜねれいしょん』は、実にリアルな青春映画なんだと
思うのです。

主人公の純を演じた黒猫チェルシーの渡辺大知くんが最高に可愛かった。
もう、もろDT(実際そうらしく、ファーストキスもこの映画で奪われたらしい)
なうだつのあがらない、でも素直でチャーミングな高校一年生を好演。
きっと大人の男の人がこの映画を見たら、自分の10代を思い出して甘酸っ
ぱい気分になるんじゃないでしょか。

なんか、男女問わず10代の頃は悶々したり、くすぶったり、こじらせたりって
いう時期をちゃんとやってる人のほうが大人になってから魅力的な人間に
なってる気がするな。私の好みってこともあるけれど、サラッと大人になった
人は深みがなくてつまんな~い。

そうそう映画に出てくるまわりの友達もみんなカワイクって良かった!
男の子の友情はバカで愛おしいわ。
ヤンキーの友達に教えられた「かっこ悪いことはかっこいいこと」で一皮向
けた純の成長ぶりを頼もしく思い、まるで母のような気分でニッコリする私。

そして。くるりの岸田くん(長髪のヒッピーな家庭教師)が超最高でした~。
ちょっとアタシ、「キュン」としちゃった。えらい好きになりそうです。

さてお次の映画は『サマーウォーズ』
「今年の夏一番の大傑作!」と巷の噂でもちきりの細田監督の映画です。
83c83e8b地元のシネコン、それも平日のレイトショー
で観に行ったのにやはりすごい混んでて
びっくり。
人気映画ってこんなふうに混むのね~、と
普段すいてる映画館に慣れてる私はかるく
圧倒されました。

私、普段、あのジブリ作品でさえまったく見てない人間なんです。
なのに、さる方からほぼ強制的に細田監督の過去の作品のDVDを立て続
けに見させられる機会があって、「いやぁ、この監督すごいわー」ってアニメ
への認識はさほど変わらないまま、細田監督リスペクト!となりまして。

いやぁ、良かった!これぞ夏休み映画という感じでした。
小さい子供も大人もみんながワクワク楽しめる映画って最高じゃないですか。
田舎、夏休み、親戚、朝顔、スイカ、縁側…、もう夏休みのアイコンが溢れて
て、ノスタルジックであり、かつ仮想空間のでウォーゲームというドキハラ感
も溢れてて、最後まで飽きることなくスクリーンに釘付け。
個人的にはこのウォーゲームはもっともっとシリアスに怖く描いてもいいんじゃ
ないかとも思いましたけど、それやったら、小さい子が見るにはきついしね。

そんなことより、細田監督は家族とか親戚とか人のきずな、つながりみたいな
ものを描きたかったのでしょうし。

声優がまた良かった!特に健二役の神木隆之介くん、おばあちゃん役の冨士
純子さん、佳主馬くんをやった谷村美月さんは、本当に上手かったです。
健二もまた数学は得意なものの、さほど女子にはもててなさそうで内気そうな
でもとっても素直でイイ男の子なんだよね。

ほんと、他校のヤンキーとケンカばっかりしてるだけが青春じゃないですからー!

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コメント

DTって何だろと十秒考えてしまいました。健二の鼻血いいっすよね〜、暗算の時もそのあとも。

投稿: たのちゃん | 2009年8月21日 (金) 15時15分

■たのちゃん
へへへ、DTって確かみうらじゅんと伊集院が作った用語だった気がします。
健二、いつもナイスタイミングで鼻血だしてましたねー。かわいいっす。
思い出せば出す程、このアニメは脇役のひとりひとりまでキャラクターが
しっかりしてて、本当に実在する人間のようにイキイキ動いていましたね。
これってスゴい事なんじゃないかと思います。

投稿: ok | 2009年8月21日 (金) 17時54分

DTの女性版はSJ……
っていうの? って思ったんですけど。。
ちなみにSJって昔働いてた職場の略称でした。。。
つーか、SJはこういう話になるもの? 「桃尻娘」ってでもそういう話だったような気もするんだけど。。。

深みがないについてはけっこう自信ありました。。

投稿: sammydoublejoy69 | 2009年8月22日 (土) 00時14分

「色即ぜねれいしょん」私も観ましたよ。
高校2年の夏、はじめて一人旅してユースホステルに泊まったことを
懐かしく想い出しました。
松江・萩・津和野・尾道・倉敷・京都など周遊する
「文科系」な旅でしたけど。

オリーヴみたいな子には出会えなかったけど、
同宿の女子大生と旅の話しをするだけでどきどきでした。

隠岐に行ってみたいなあ。(居酒屋求めて)

投稿: テツ | 2009年8月22日 (土) 07時56分

■ sammydoublejoy69 さん
>DTの女性版はSJ……

バカですねーーー笑。知らんわ、そんなこと。
「桃尻娘」って橋本治さんでしたっけ?読んでないんだなぁ。
橋本さんの文章読むと、文体はわりと簡単なのに書いてある内容は
読めば読むほど難しく思えてきて、自分がとことん頭悪い人間だと
思うようになり落ち込みそうになるのでなかなか読めないです。


投稿: ok | 2009年8月22日 (土) 21時58分

■テツさん
わぁ、テツさん観ましたか「色即ぜねれいしょん」。
あれって男性が観たほうがきっとより楽しいですよね。シンパシーを感じたり
する場面が多そうな気がします。
女子がみると、男子ってあんなふうだったんだ、って笑ってしまうというか。
埼玉の人間にとって、隠岐というのがどういう島なのかはあんまりわからない
んですけれど、何か船で「島」に渡る、という行為自体がちょっと普段の生活
から抜け出す感じとか、ワクワクドキドキする感じとかがあるんでしょうね。
テツさんの居酒屋旅紀行、ぜひ隠岐篇やってほしいです!!

投稿: ok | 2009年8月22日 (土) 22時05分

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