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幸福と花嫁は力づくで奪うのだ

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私の友人のなかでも、一二を争う映画好きで、なおかつ映画の趣味がイイ、
ワシさんが、チョー面白かった!とmixi日記に書いてあったのを読んでたら、
無性に観たくなってきて、クストリッツァ監督の『ウェディングベルを鳴らせ!』
を、観てきました。

私、実はクストリッツァ監督の映画を観るのは初体験。
映画史に残る傑作と言われるあの『アンダーグラウンド』でさえ、実は未見
なのですよ。
(セルビアの監督と聞くだけで、政治的で難しい映画だろうなぁ、って勝手
に敬遠してしまってました。あぁ、勿体ない。)

この映画、あらすじはものすごくシンプルで、
田舎に住む農夫のおじいちゃんと孫がいました。
おじいちゃんは自分の死期が近づいているような予感がし、孫に都会へ
行って雌牛を売り、そのお金で①イコン ②お土産 ③孫の結婚相手を
連れて帰ってくるように命じるのでした。
そうして都会で孫が一目惚れした美少女は、母親の借金のかたにしよ
うと街のギャングが虎視眈々と狙っていて…。
さて、孫は無事、花嫁を連れて帰ることができるでしょうか?って話。

この孫がまだ多分13,4歳位の中学生で、セクシーな女教師がお風呂に
入ってるのを覗き見して喜んでるくらいの子供なんだけどね。
覗き見してた時は、先生の豊満なおっぱいばかりを双眼鏡で見て喜んで
たのに、都会で嫁候補を見つけるとなると、視線はお尻ばかり釘付けにな
るのよねー。
「あぁ、男っていう動物はやっぱり嫁選びのポイントは腰つきなんだろなぁ。
子供を産んでくれる女子を本能的に選んでるね、この子ったら」って笑った。

いやぁ、とにかく、こんな映画を観たのは初めてでした。
牧歌的な素朴な風景ながら、ほのぼのさはまるでなくて(いや、あるかな?)
それとは真逆と思えるくらい、良い意味でのアクの強さ。
最初から最後まで、ココロが自然と昂揚してくるハッピーなジプシー音楽と
魅力的な顔をした登場人物達(牛、イノシシ、ニワトリも重要出演者なのだ)。
平和的でありながら、猥雑で、やや狂っていながら、めちゃハッピーで。
結婚式も葬式も初キッスも汚職も、なにもかもが「人生」という名の祝祭の
ひとつのアイテムとして語られてる感あり。
あんなにおおらかに楽しい気分で、セックスシーンを観たのは初めてだ~。
もう、淫靡な雰囲気は皆無で、無性に滑稽で「カワイイ」とさえ思えるのです。

ギャングのボス、本当に最悪なヤツなんだけど、滑稽で愛おしくて、めちゃ
味わい深いいい顔で、「この顔、どっかで見たことあるなぁ」って思ってたら、
「柔らかい手」の彼、でした。いやぁ、ファンです私。

Wb_25_largeこんな面白い映画なのに、シネマライズ
では観客20人足らず…。
もっとたくさんの人が見ればいいのになぁ。
←映画の最中ずっと、まったくストーリーと
関係なく、こんな人が空を飛び続けている
だけで、腰が抜ける事間違いなしです。
 


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「見て聴いて読んで」カテゴリの記事

コメント

最後の写真で心が決まりました。
見ます!(そこかよ)

投稿: junp | 2009年6月 6日 (土) 13時45分

> 男っていう動物はやっぱり嫁選びのポイントは腰つきなんだろなぁ。

…激しく同意いたします。そしてこの映画、ちょっと気になります。観に行ってみようかなあ。

あ、昨日のZepp Tokyoは体調不良で途中退場しちゃいました…。うー、チッタが心配。

投稿: おもち | 2009年6月 7日 (日) 13時06分

この映画、かなり前に映画館で予告を見たよ。
ほのぼのハートウォーミング映画かと思ったのに、
なんか良い意味で間違ってたみたいな…。

主役の男の子とその花嫁候補、写真の限りではかなり年上女房?

投稿: kimi | 2009年6月 7日 (日) 18時08分

■junpさん
この空飛ぶ人、ほんとに映画のストーリーにまったく関係ないの。
サーカスの人間大砲から飛びすぎて、小屋の屋根やぶってずっと跳び続けてるの。笑

映画、もうすぐ終わっちゃうのだよー。見れたら見てみてね☆

投稿: ok | 2009年6月 7日 (日) 21時13分

■おもちさん
そっかぁ、昨日会えなかったのはそのせいだったのね。
チッタ、体調万全で挑んでみて、それでもダメだったらその時に途中退場
すればいいよー。大丈夫だよ。
せっかくの良番なんだもの。神様が「いっとけ!」って言ってるんだからね☆

それより、おもちちゃんも腰重視っすか?グッドですグッド!
胸よりお尻派な男性は精神的に自立した大人なんだそうだよー。

投稿: ok | 2009年6月 7日 (日) 21時19分

■kimiさん
多分、男の子が中学生で見初めた女の子は高校生だよー。
この男の子がラッセルクロウそっくりなの。でもアクのない素直なラッセルクロウ
って感じで。
でも女の子にぐいぐいアタックするところはラッセルクロウに負けない益荒男ぶり(笑)

草食男子クン達に見せてあげたくなります。

投稿: ok | 2009年6月 7日 (日) 21時25分

お褒めいただいて?恐縮です(笑)

先週、前作の『ライフ・イズ・ミラクル』もBSで見たよ
おもろかったよー、アホハゲ兄弟も出てたよー

投稿: ワシ | 2009年6月 9日 (火) 11時09分

■ワシさん
>『ライフ・イズ・ミラクル』

それもおもしろそう~。
あのアホなデカ・チビ兄弟が最高に好き!!あんな間抜け顔ってどこを探しても
いないよね。キャラが立ちすぎ^^
とりあえず『黒猫・白猫』あたりからDVD借りてみようかなぁと思ってます。

投稿: ok | 2009年6月 9日 (火) 15時36分

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