« ジャム作り | トップページ | 一日中、風の音をきいてた »

横須賀とか野毛とか

Photo_2昨日は、横須賀美術館まで行ってきました。
美術館への海沿いの道は最高に気持ちEー!
(ここんとこは清志郎風に読むとよし ↑)
天気もむちゃ晴れていたので、さらにグッド。

観音崎の海辺にできたばかりの横須賀美術
館は前面は海、背後は観音崎公園という絶好

の立地のためか、ドライブと美術鑑賞を組み込んでのデート中のカップルや、親子
連れなどでとても賑わってました。
前庭の広い芝生に面してレストラン(青山のアクアパッツァがやってるの)があって、
そこでお茶をしたんだけどとっても気持ちが良かったです。

建物は山本理顕さんの設計で、白い角のないやわらかいイメージの鉄板の壁の
外側を美しい青いガラスで覆ったダブルスキン。
(このガラスは海からの塩害による劣化を防ぐためなんだと思うんだけど)
正面玄関側から見ると、第一印象はシンプルすぎて今ひとつピンとこない建物だ
ったんだけど、中に入ると、白壁の上部に開けられた数々の丸い穴がいろいろな
視覚的効果を生んでいるのがわかって、なかなか面白かったです。穴の向こう側
に、海に浮かんだ貨物船がちょうどはまりこむとそれが作品のように思えるのね。

そんな爽やかな光りに包まれた美術館の中で行われている企画展は、『澁澤龍
彦の幻想美術館』
。サド侯爵、血と薔薇、シュールレアリズム、マニエリスム、
などなど、むせるほどの澁澤ワールドでありました。収蔵量だけでも圧巻。
彼の脳や皮膚の中に入り込んだみたいな面白い展覧会でした。

澁澤龍彦にそれほど、というかまったく興味の無さそうな団体客のおばあちゃん達
とか子連れの親子などが、アンティークの貞操帯や、四谷シモンの人形など、刺激
的な展示物のせいか、せっかく入場料を払って来ているのにも関わらず展示室を
足早に通り過ぎているのが、少々気の毒でした。
幼稚園児くらいの子供が金子國義の絵の前で「はだかー!」とか叫んだりすれば、
やはり親としてはねー。困りますわね(笑)


Kimura夕御飯は横浜・野毛にある【洋食キムラ】へ。
前日土曜の「アド街」が野毛特集だったので、街の中が
なんとなく混んでいるような気がしないでもなかったです。
実際、キムラも昼間はすっごく忙しかったらしく、おばさん
は疲れてました。(←機嫌ワルすぎ(笑))

あぁ、ハンバーグがふわっふわすぎて脳みそまで溶けそ。
うまいね。やばいねっ。うひゃひゃ。


それにしても、アド街効果っていうのはすごいんだなぁ。
ちなみに来週は我が町・大宮!!だそうです。(鉄道博物館が中心だろうと…)

|

« ジャム作り | トップページ | 一日中、風の音をきいてた »

「見て聴いて読んで」カテゴリの記事

コメント

澁澤、やってるんですよね。
新宿駅のポスターを見ました。
そうですか、そんな素敵な美術館なのですか。
澁澤に半分陶酔し気味だった高校時代を懐かしく思いました。

投稿: blue | 2007年10月23日 (火) 11時22分

横須賀美術館、観光スポットとしても
成功しているようですね。
あのロケーションと白い美術館は美しい。

たしかに澁澤展は家族連れや、
おばちゃんグループには
倒錯的過ぎましたね。

投稿: テツ | 2007年10月23日 (火) 11時34分

澁澤龍彦の幻想美術館なんて、かなり面白そうな企画展示ですね。一気に見たくなりました。でも遠いな~(涙)うちの前の上司が、澁澤オタクなもんで、入り浸っていそうで怖いですけど・・・でも、やっぱり行きたいです。それにしても、テーマを知らずに、美術館に足を運ぶ人々って、以前から意味が分からないのですが、これは「せっかくの休みだし、文化的なことでもしとくか」的なノリなんですかね?予めリサーチしないのかしら・・・。これが「団鬼六 花と蛇の世界」だったらどうするつもりなのか、よそごとながら心配になります。

投稿: 歌子 | 2007年10月23日 (火) 13時35分

■blueさん
巡回展で日本中廻っている展覧会のようです>幻想美術館

横須賀美術館は晴れ晴れとした日に行くととても気持ちの良い美術館です。
でも、澁澤龍彦の展覧会をするには少し健康的すぎる気もしました。
といっても、この展覧会はエログロといった感じでもないです。

個人的には、野中ユリさんの作品をたくさん見ることができて良かったです。


■テツさん
横須賀の前に巡回していた、埼玉の近代美術館の時も、あそこでやるには健康的すぎる
(好きな美術館なのですが…)と思ってたのに、それ以上に横須賀美術館は清々しくて
妖しいという言葉が不似合いな室内でした(笑)
やっぱり鎌倉あたりの古びた洋館などでひっそりやったほうがよかったような…。

横須賀美術館、天井あたりの丸くあいた窓は夜になり空が暗くなってから見上げたら、
直島の地中美術館のタレルの夜空みたいな効果があるかもしれないですね。


投稿: ok | 2007年10月23日 (火) 19時01分

■歌子さん
横須賀、遠いけれど、小旅行だと決め込んで行ってみると良いと思うよ。
とにかく美術館はきれいだし、観音崎あたりまで行ったりするのも楽しそう。
美術館って、水族館や動物園と同じ並びで観光ガイドに出ていることが多いけれど、
美術館の場合はいつもパンダやペンギンがいるわけじゃないからねぇ。(笑)

澁澤龍彦の今回の展覧会では、写真の展示もたくさんあったよ。
一番好きな写真は、前妻の矢川澄子さんと由比ヶ浜で向かい合って座りながら、
こいこいをしてる写真だな。何気ないんだけど、とても優しくて美しい写真だったよ。

投稿: ok | 2007年10月23日 (火) 19時25分

うわ〜〜
溶ける溶ける
ハンバーグの写真は脳みそまで溶かす。。。
うまそ〜〜
相変わらずOKチャンはグルメや〜ん。

投稿: 主婦K | 2007年10月23日 (火) 19時46分

おっと、わたしの故郷、ぃ横須賀じゃないですか。
観音崎灯台は小学校時代に遠足定番コースでした!
観音崎美術館行ってみたいんだよねー。たしか谷内六郎(週刊新潮の表紙の絵の人)の美術館も隣にあったとウワサに聴きました。渋沢と谷内。。。組み合わせがこれ以上ヘンテコなものがあるだろうか。おばちゃんは谷内と間違えたのかな?
今から録画していたアド街みまーす。

投稿: うT | 2007年10月23日 (火) 23時30分

■主婦Kさん
ほんと、ふわっふわと柔らかくて溶けるんだよぉー、ここのハンバーグ。
フォークで口に運ぶの難しいくらいなんだもん。肉肉っとした固めのハンバーグに
慣れてると、この柔らかさには度肝を抜かれます。だからといって中身がつまって
ないわけじゃないんだよね~。ほんと不思議。どうやって作るんだろう。

野毛に行くときがあったらぜひ行ってみてっ!息子ちゃんも大喜びだと思うわ!
脳が溶けるから頭抑えながら食べるんだよーー!!(笑)

投稿: ok | 2007年10月23日 (火) 23時42分

■うTさん
うTって横浜じゃなくて横須賀の人だったんだっけ?今更ながら初めて知った(笑)。
そうそう谷内六郎館という常設館が併設されているの、横須賀美術館。
谷内六郎の絵って、子供達の遊ぶ昭和の原風景を綴ったほのぼのとした童画、といった
認識だったんだけど、思ってた以上に実物はシュールだったり幻想的だったりして驚き。
谷内さんの独特の世界観に引き込まれました。ちょっとこれは新しい発見だったな。
行って良かった、ほんと。うTもぜひ行ってみてください。
でさ、建物の裏にある岩壁がまたとっても登りたくなるかも(笑)。もろそうだけどね岩質。

投稿: ok | 2007年10月23日 (火) 23時56分

高校時代、澁澤龍彦好きな男子に言い寄られてたよね、okさんたら。
ほら、授業中に詩集とか読んだりしちゃってた人。今思い出すとイイオトコよね、彼。

そういえば、澁澤龍彦って浦高出身なんだって知ってた?(展覧会行ったんだし知ってるかしら)

投稿: kimi | 2007年10月24日 (水) 00時23分

■kimiさん
言い寄られてたかぁ~?からかわれてただけな気がするけど…。
あのくらいの年の文学少年って、いっとき傾倒するのかもね、澁澤龍彦やその周辺。
澁澤龍彦が浦高出身というのは、展覧会で初めて知ったよ。なんとなく親近感(笑)。

投稿: ok | 2007年10月24日 (水) 23時58分

ここは、もしかして館内のマーク(サイン?トイレのマークとか)がかわいい美術館かな~。最近なにかの美術系の雑誌で見たような・・・記憶違いかもしれませんが。
目の前が海なんて気持ちよさそうな美術館ですね~。

投稿: chizu | 2007年10月25日 (木) 18時10分

■chizuさん
そうそう、館内のサインが特徴的でした。(デザインは廣村正彰さんだそうです)
青森美術館の菊地敦己のサインも良かったなぁ。最近はこういう細部のデザインにも
凝っているのでいろんなところで発見があって楽しいよね。

海の目の前の美術館だったから、今、この日の事を思い出そうとすると展示作品より
も、実は海と空が水平線で2分割された美しい風景だったりします。

投稿: ok | 2007年10月26日 (金) 00時20分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/115973/8568439

この記事へのトラックバック一覧です: 横須賀とか野毛とか:

» 澁澤龍彦 幻想美術館 [中年とオブジェ〜魅惑のモノを求めて〜]
秋晴れの日に、横須賀美術館へドライブ。前回は台風目前の悪天候だったが、今日は海が青く美しく、緑の芝生に白い美術館が映える。 「澁澤龍彦 幻想美術館」。埼玉県立近代美術館から巡回してくるのを待っていた企画展だ。作家・批評家でありフランス文学者である澁澤が....... [続きを読む]

受信: 2007年10月23日 (火) 14時19分

« ジャム作り | トップページ | 一日中、風の音をきいてた »