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思い出してまた軽く酔い

http://www.jjazz.net/jazztoday06/

↑このJ.Jazznetというところのサイトから、菊地成孔クインテットライブダブ
のライブ音源を聴きながら、これ書いてます。

昨日のライブを思い出すよぉ。むちゃやられました。
今、音聴いてたらまた余韻で酔えてきた。
雨の中、六本木まで行って良かった…。というか、
あの湿度のある音にはむしろ雨の降る夜が似合う気がしたりするわけで。

ジャズの演奏をPA卓でパードン木村氏がダブ処理するっていうのが、とんでもない
気持ちよさを生むんです。
ワタクシあっというまにズブズブと音の底なし沼へ…。めくるめくとはこういうこと?
あぁ、私やっぱり菊地成孔のサックスが好きだぁ。

菊地氏の猥雑加減とかクールな所作とか、あれって、ギリギリ…ですよねぇ。
普通のオトコが同じことやったら、(いや相当カッコイイオトコがやったとしても)、
それをやった途端、失笑を受けるだろうと思うわけですよ。
でもさ、むちゃ溶けちゃうんだよねぇ、菊地氏だと。あぁ、なんでしょう、ほんとに。
ステージの上から甘い官能的なバニラの香りのAngel(Thierry Mugler)を撒くなんて
ことは、普通はかなりダサダサな行為じゃないですか?この時代に、それってねぇ。
でもそれを菊地氏がやると、もうクラクラですから。笑
アンコールの『スイートメモリー(by松田聖子)』にいたっては、Angelの香りがステージ
と数分の時間差でこちらの席あたりまで漂ってくると、その菊地氏の歌声とその香りに
よって、その曲はもう松田聖子の初初しいスイートメモリーとはまったく別のもっと濃厚
な香り…、まるで赤い実のジャム(コンフィチュールと仏語を使ったほうが気分?笑)
を煮詰めて黒胡椒を入れたような極甘でかつスパイシーな狂おしい記憶、そんなふうな
想像をしてしまうのは私だけでしょうか。← ……酔ってるよぉ、やっぱり。
(「懐かしい痛みだわ ずっと前に忘れていた」……素晴らしい歌詞です)

昨日は菊地氏、バートン氏ともに高熱を出しながらの演奏だったそうですが、まったく
そんなこと感じさせないところがプロ。堪能しました。

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コメント

先日は素敵な夜のライブにお誘いいただきありがとうございました。雨の中JAZZ・・・まさに刹那的で、カサベテス的で素敵でしたね~~~
菊地さんが、あんなに魅力的かつ色っぽいなんてちょっと予測していなかったので驚きました。うん・・・音楽ってそういう一発逆転の意外性を人に与えてくれる、魔法の杖ですね。あ~~~余韻が・・・余韻が・・・

投稿: 歌子 | 2006年10月25日 (水) 16時17分

■歌子さん
色っぽかったねぇ~。ほんと余韻残るよねぇ、うっとり。
菊地さんはもちろん、もう1人の菊地さんも坪口さんも藤井さんも。
そうそう藤井さんといえば、藤井さんのドラムソロの時、菊地さんはじめメンバーがみな、取り立てて藤井さんを盛り上げるでもなく「あとは勝手にどうぞ」と言わんばかりに、さっさとそっけなく舞台裏に消えていくのが実にクールでかっこよかった。
(ロックのライブとかだと、ああいうときむちゃ盛り上げるのに)

投稿: ok | 2006年10月26日 (木) 00時36分

前の週の金曜日は熱があったのか、、2階から見てたのでこれも全然わかりませんが、SPUNK HAPPY FEATURING 野宮真貴も<ケーハク>でィよかったです。思えば野宮真貴さんと楽器を持たずに隣に立っていても<違和感がない>って人は珍しいっすよね。。

投稿: 69 | 2006年10月26日 (木) 05時57分

■69さん
野宮真貴さん、あぁほんとにかっこいいです。
STBにもいらっしゃってたんですけど、もうあの顔の小ささに絶句…。
全体の骨格の組まれ方がもう人間じゃない、別の生物のようにしか思えなかった。

野宮さんと菊地さんが並んでるってゴージャスだなぁ~。
カヒミもUAも万波さんもステキだけど、野宮さんが一番かっこいい気がします。

投稿: ok | 2006年10月26日 (木) 10時40分

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