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「99999」 ←さて何と読むでしょう?

99999図書館から、「予約図書が届いてます」というメールが
来てたので、昨日取りに行ってきました。
 ・『99999』 デイヴィッド・ベニオフ
 ・『しみったれ家族 平成新貧乏の正体』 畸人研究学会
 ・『江口寿史の正直日記』 江口寿史
 ・『僕はマゼランと旅した』  スチュアート・ダイベック
 ・『ジェーンフォンダ 我が人生<下>』 J.フォンダ

以上、計5冊。…見事にバラバラ。我ながら、同じ人間が借りたとは思えない
ラインナップです。
いや、言い訳すると、予約した時期がぜんぜん違うわけなんです、これって。
江口寿史なんて、半年以上前に予約してようやく順番がまわってきたわけで…。
図書館はタダでいろんな本が読めるから、「ちょっと試しに読んでみたいな」程度
の本を読むのには便利だけど、人気本だったりすると、気が遠くなるような順番
待ちをしなけりゃならないのが難点です。(タダなのにワガママっすね)

あと、上下本だったりすると、一緒に予約したのにもかかわらず、今回のジェーン
フォンダの本みたいに、いきなり下巻が先に借りれちゃったりするのが困りもの。
(だからワガママだっつの!)


さて「99999」。これはナインズと読みます。短編集なのですが、表題作は
表紙の写真通り、走行距離計の数字にまつわるちょっと切ないお話でした。
ありがちな恋の話なんですけど、これが胸に滲みるんですわ、ほんと巧い。
他の作品もどれも、1編1編読み終わるたび、「うーん」と深く唸ってしまう素晴
らしい出来です。ベニオフはやっぱり才能がある人だと改めて確信。

シニカルだけど小難しくはなく、叙情的だけどおセンチではなく、
客観的な視線でも突き放しすぎず…。どれも匙加減が絶妙なのです。

あぁ、この本返しちゃうのもったいないなぁ。
…っていうか。明日、図書館に返したら、すぐ、本屋さんに買いに行こうっと!

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「見て聴いて読んで」カテゴリの記事

コメント

私も読んだよ、『99999』。エヘン、私はちゃんと買ったぞ~!
(文庫なら翻訳モノでも1000円しないから私でも買える)

映画『25時』が良かったので、ベニオフの本を読んでみようかと思ったの。
『幸福の排泄物』が一番好きかな。最初の飛行機のシーンは何事か?と思ったけれど、どんどん胸がキリキリと切なくなったなぁ。

投稿: chapchap | 2006年7月 1日 (土) 13時17分

うちは下巻が先に揃った場合は、上巻まちしてま~~す

確かに、100件以上の予約はザラですよね。(ちなみに今予約1位の東京タワーは500件台・・・もういつ読めるの?って感じですね)私達はそういった本たちを「おばけ」と呼んでいます。『99999』読んでみたいですね~~。今読んでいる本が終わったら早速読んでみます。

投稿: 歌子 | 2006年7月 1日 (土) 22時32分

■chapchapさん
私も今日買ったよ~!!何度も読みたくなる本になりそうな気配。
「幸福の排泄物」…。話そのものももちろん良かったんだけど、私は何よりシェービングパーティっていうものの存在に驚きました。女なのでゲイ文化にはうとくって。

私が好きなのは「ノーの庭」「ネヴァーシンク貯水池」です。
滲みた~。まじ泣けたっス(涙は流さないが心がね、泣いたよ)


投稿: ok | 2006年7月 2日 (日) 01時48分

■歌子さん
歌子ちゃんの図書館は上下巻一緒に借りれるんだ、良心的でいいなぁ。
渋谷図書館はダメだぁ。コンピューターのシステムが古いのか、そういう融通が
きなかいのだなぁ。ジェーンフォンダは物語として読むわけじゃないから、
まぁ下巻を先に読んでもまぁいいかっ、て気もしてきたけどさ。

「99999」、歌子ちゃんどうだろ。アメリカ文学系は歌子ちゃん好きじゃなくない?
(村上春樹がダメだって前に言ってた気がして。 テイストちょっとだけ似てるかも)
でもいい小説よー。モノは試しで借りてみて。(買えとはいわないので)

投稿: ok | 2006年7月 2日 (日) 01時52分

こんにちは。TBありがとうございます。あまり本のことを書いても反応がない(映画のことを書くことが多いせいかもしれませんが)ので嬉しかったです。こちらもTBさせて頂きました。また遊びに来ていただければ幸いです。私は今「25時」、原書でチャレンジしています。あまり進みませんが・・。

投稿: miyukinatsu | 2006年7月 2日 (日) 13時21分

■miyukinatsuさん
こんにちは、TB返しありがとうございます。
ベニオフが脚本した『stay』観られたんですよね~、私は観ようかどうか迷っている
ところです。笑
miyukinatsuさんがブログに書かれていた「ベニオフの脚本はいいんだけどその良さ
がとても儚ないものだというイメージがあり、」というところ、とても頷いてしまい
ましたのでTBさせていただきました。
これからもブログのぞかせていただきます!

投稿: ok | 2006年7月 2日 (日) 15時21分

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» 99999[ナインズ]/デイヴィッド・ベニオフ [幻燈機]
この本を手に取ったのは勿論『STAY』を観て脚本家のデイヴィッド・ベニオフに興味を持ったからだ。スパイク・リーが監督した『25時』は観た直後は熱のこもった賛辞を書いたものの、結局その年挙げたベスト10には漏れてしまった。ベニオフの脚本はいいんだけどその良さがとても儚ないものだというイメージがあり、『STAY』でもそのイメージは覆されなかった。 しかしその儚き美しさがむしろ文学には合っているのではないかという一抹の期待が私にこの本の頁をめくらせた。そして8篇からなるこの短編集は一篇目から私を魅了した... [続きを読む]

受信: 2006年7月 2日 (日) 13時14分

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