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横浜メリー

メリーさん 

新宿で「ヨコハマメリー」を見てきました。

メリーさんの“リン”とした自尊心、圧倒的な存在感に強く胸を打たれました。
終戦後の昭和という時代、ただ「生きていく」ことの力強さ…。
メリーさんの人生を、大袈裟に美化するつもりは毛頭ないのだけれど、
想像を絶するような孤独の中で、気高く、そして女性らしく美しく生き抜いて
きた、彼女の心の強さには、ただただ感服してしまうのでした。

メリーさんを語る彼女に関わってきた人々が、またとても素晴らしいのです。
みな、彼女に敬意を持っているのですよね。
人が困っている時に、その人の自尊心を決して傷つけることなく、さりげなく
あくまでスマートに、助けてあげる、というのはとても難しいと思うのだけど、
横浜というのはやっぱり港町という土地柄か、そんな事のできる懐が深くて、
粋な人間がいるところなのかもしれないな、と…。

私はあのクリーニング屋さんの奥様みたいな、愛情深い女性になれたら、と
思いました。素敵だったなぁ、本当に。

こんなに心揺さぶられる映画を、まだ31歳の新人監督さんが撮ったことが驚き
です。才能ももちろんですが、メリーさんへのただならぬ敬愛の情をスクリーン
からヒシヒシと感じることができました。本当にただただ感服。

☆映画のサントラ、「伊勢崎町ブルース」は、なんと渚ようこが歌ってます。
 売店で、思わずCD買っちゃった。めちゃかっこいいの〜!(g.はノッサン!)

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「見て聴いて読んで」カテゴリの記事

コメント

ありゃりゃテアトルでやってんんだぁ。
くやしいなぁ、見たいなぁ。こんなんDVDになんないよねぇ...。

投稿: ぜっとぜっと | 2006年5月21日 (日) 22時27分

これ、見たいなぁと思ってたんですが…やっぱ、北海道じゃ無理だよねぇぇぇぇ〜。

投稿: インコ | 2006年5月21日 (日) 23時07分

考えさせられる映画みたいですね。
是非とも観てみたいです。
基軸が未だしっかりしていない自分には、きっと胸に刺さる事が多いような気がします。

投稿: 歌子 | 2006年5月22日 (月) 00時36分

こんな映画あるんですね

20年以上経っていますが
横浜の高校に通っていた自分は 
何度も見かけた事を思い出した

自分にとって
ロマンチックな存在ではなかった
ですが・・・

投稿: まつもと | 2006年5月22日 (月) 08時11分

■ぜっとぜっとさん
観たいでしょ観たいでしょ?横浜の人だったら観たいだろうて…。
良い映画でした〜。もともとドキュメンタリー好きなんですけれどね。
戦後の伊勢崎町の「根岸屋」の尋常でなさそうな賑わいとか、メリーさんの話以外でも興味深いお話ばかりでした。

■インコさん
北海道、どうなんだろ。でも地方上映拡大の動きがあるらしいですよ。
だから札幌あたりだったら大都市だし、やってもおかしくない気がします。
上映されたらぜひ観て欲しい!絶対損しないと思うの〜!!
「外国の香水瓶」のエピソードとか、きっとインコさん好きだと思う。

投稿: ok | 2006年5月22日 (月) 10時35分

■歌子さん
考えさせられる映画だけど、難しくないしエンターテイメントとして楽しめます。
映画を観たというより、メリーさんに「会った」という感じの映画。

メリーさんの自分へのプライドを守り抜く強さとか、女性らしい心配りとか(お世話になった人にきちんとお手紙(達筆!)やプレゼントをかかさないの)、
きれいなものがすきな愛らしいしところとか…。
魅力的な女性です。


■まつもとさん
ロマンチックではないですよね、そりゃ。
私の友達も学生時代、メリーさんを「しろしろ仮面」と呼んでましたし。
実際、そういう笑われたり、疎んじられたりする存在だったと思います。
ただ、人にはそれぞれ聞いてみなければ知り得ない人生があるんだなぁと。
そして、こういうふうにでもしなきゃ生き抜けなかった人がたくさんいた時代が
あったこと、そんな最悪な日々でも気高く生きるということ。
本当に考えさせられました。

投稿: ok | 2006年5月22日 (月) 10時55分

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