« 漣が見たくって | トップページ | どうなんでしょ・・ »

昨日、図書館に

予約していた本を取りにいってきた。
借りた本は 
 ・『ひどい感じ父・井上光晴』 井上荒野
 ・『ヌルイコイ』 井上荒野
 ・『しかたのない水』 井上荒野
 ・『イッツ・オンリー・トーク』 絲山 秋子

う〜ん、荒野週間という感じですな。
帰りの電車の中でさっそく『ヌルイコイ』を読む。
スルスルと読みやすい。読みやすいんだけど、でもなんか、どうもひっかかる。
しっくり来ない、というか。
主人公の女性にひとつも感情移入できないせいかな。

ダメとわかっていても惹かれる恋愛の心理というのはすごく理解できるし、
ダラダラしてしまう馬鹿な女、っていうのも場合によっては嫌いじゃないんだけど、
この主人公はなんかダメだ。好きになれん。

流されることにさえ、いいかげんでさ。
いいかげんなことに自覚することさえ閉ざしてるんだもの。そんなのがイヤ。
ヌルイっていうかユルイ。

で、小説の終わらせ方も「ちょっとどうよ?」と少々呆気にとられてしまって・・。

それでも、井上荒野の文章って惹かれてしまう。なぜなんだ?

とりあえず、気になる作家の作品は3冊読むまでは結果(好きか否か)を出さない
と考えているので、今日の帰りの電車では『ひどい感じ』を読んでみよう。

【全身小説家】井上光晴の実娘が描く光晴なのだから、面白くないわけはないと
思うのだけど・・。

|

« 漣が見たくって | トップページ | どうなんでしょ・・ »

「見て聴いて読んで」カテゴリの記事

コメント

芥川賞、絲山 秋子氏が獲得しましたね〜〜
残念、松尾スズキ!でも本業で精進してください・・・といった所でしょうか。
主人公に感情移入が出来ないから、どうにもこうにも好きになれん!という作品は沢山あります。反対に、主人公は好ましいのに、その文体が鼻について読みきれなかった作品もあります。この両方が自分にピッタリ一致した時の喜びといったら・・・小説読みの幸せです。やめられません。

投稿: 歌子 | 2006年1月17日 (火) 21時21分

■歌子さん
絲山秋子の芥川賞受賞って、松尾スズキの芥川賞受賞よりもピンとこない私なのです。
絲山秋子さんって、大衆小説だと思うのですよ〜(←これ、誉め言葉で言ってます)。
まぁ、芥川賞、直木賞もだんだんわけわかんなくなってきて久しいですが・・。

読み始めた『ひどい感じ』は面白いです。井上光晴がやっぱり面白すぎる。
事実は小説より・・ってしみじみ。

投稿: ok | 2006年1月17日 (火) 23時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/115973/2175093

この記事へのトラックバック一覧です: 昨日、図書館に:

« 漣が見たくって | トップページ | どうなんでしょ・・ »