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『春夏秋冬そして春』

BON ル・シネマで『春夏秋冬そして春』を観てきた。
好きだなあ、この映画。
とにかく、気持ちよかったわ。

(←こいつが無茶苦茶、可愛い。ヤンチャで。
 ルシネマ支配人曰く‘邪悪なマルコメ’笑)

山の中の湖に浮かぶ寺院で育った一人の男の人生を、
幼児期(春)思春期(夏)青年期(秋)壮年期(冬)と季節になぞらえた作品なのだけど・・・

もう完璧!完璧としか言いようのない映像美。
ヨーロッパで大絶賛を受けたのは、この東洋的、仏教的な美しさが魅力的なんだろうな。

ただ、このあまりにも鮮烈で幻想的な美しさがアダとなって、主人公の苦悩(彼は煩悩を断ち切ることができない)が、今ひとつ伝わってこないというところが、難と言えば難かな・・。

それでも、自然の美しさに相対させれば、人間のドロドロとした業の深さみたいなものは
十分に感じとれるわけで。

中盤で流れる、韓国民謡の「旌善(チョンソン)アリラン」がもう強烈なんだ。
耳から入ってきた音が、お腹の奥にズズーーーンっと響いてきて、ただただ
圧倒されちゃって、わけもなく泣きそうでした。

かなり賛否両論ある作品らしいけど・・・。
私は、キム・キドク監督作品の中では、ダントツに好き。


おまけ:舞台になってる湖の周りに岩がたくさんあってね、ボルダリングしたくて
    たまらなくなるんです。
    クライミングやってるヒトは、多分別な意味で必見かも(笑)
   

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コメント

おまけ!
わかるなぁ。
私は水辺でると、魚つれるかなぁ〜って思ってみる習慣があります。

筋肉調子戻ってきたので来週辺りボルタリング挑戦しようかと思ってます。

投稿: たけ | 2004年11月12日 (金) 22時30分

>水辺でると、魚つれるかなぁ〜って思ってみる習慣があります。

そっかぁ。やっぱりそうなんですよねー。
魚釣り、いいなぁ。。食べる魚を釣るのですか?だったら自炊日記にもUPされるのね♪

ボルダリング!身体を壊さない程度に楽しくチャレンジしてみてください!
付き合えるときは、いつでも横浜遊びにいきま〜す。

投稿: OK | 2004年11月15日 (月) 16時39分

はじめまして。ずいぶん前に映画は観たのですが、いまさらながらコメントさせていただきます。
あの映像の美しさは自分も唸らされました。話の筋を抜きしても、あの映像だけで観る価値があったという気にさせられます。
湖の周りの岩でクライミング…門外漢の自分は思いつきもしませんでしたが、そう言われてみると、そうかもしれませんね。

投稿: 哲人30号 | 2005年1月 4日 (火) 21時49分

哲人30号 さま 
はじめまして&いらっしゃいませ。
韓国好きの私も、最近の韓流ブームにはちょっと疲れ気味なんですが、
ああいう景色&映画を見ると、まだまだ奥深い国だなぁ〜と思います。

いい加減なブログですが、これからも遊びにきてくださいね。

投稿: OK | 2005年1月 5日 (水) 23時16分

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» 春夏秋冬そして春 6 [今日のエンドロール]
何にもない。でもそれがいいこともあるんだ。 湖に浮かぶ寺の和尚と小僧。その人生が四季になぞらえられて淡々と描かれるだけ。美しく厳かな風景は西洋人には「アジアンビューティー」なのかもしれないが、気の利いたセリフもエンタメ性もない。でも見ていてとても落ち着い 哲人30号 さま  はじめまして&いらっしゃいませ。 韓国好きの私も、最近の韓流ブームにはちょっと疲れ気味なんですが、 ああいう景色&映画を見ると、まだまだ奥深い国だなぁ〜と思います。 いい加減なブログですが、これからも遊びにきてくださいね。 [続きを読む]

受信: 2004年11月13日 (土) 01時54分

» 春夏秋冬そして春 [PARANOIA-blog]
山奥の湖上に浮かぶ寺で少年(キム・ジョンホ)は老僧(オ・ヨンス)と二人だけで暮ら 哲人30号 さま  はじめまして&いらっしゃいませ。 韓国好きの私も、最近の韓流ブームにはちょっと疲れ気味なんですが、 ああいう景色&映画を見ると、まだまだ奥深い国だなぁ〜と思います。 いい加減なブログですが、これからも遊びにきてくださいね。 [続きを読む]

受信: 2004年12月19日 (日) 15時57分

» 『春夏秋冬そして春 無修正版』@韓国映画93 [すとっく☆すとっく 〓めざせサーファー主夫]
「春夏秋冬そして春 無修正版」/韓国・ドイツ/2003年/102分 英題:Spr 哲人30号 さま  はじめまして&いらっしゃいませ。 韓国好きの私も、最近の韓流ブームにはちょっと疲れ気味なんですが、 ああいう景色&映画を見ると、まだまだ奥深い国だなぁ〜と思います。 いい加減なブログですが、これからも遊びにきてくださいね。 [続きを読む]

受信: 2005年5月 9日 (月) 11時49分

» 映画「春夏秋冬そして春」 [ある在日コリアンの位牌]
タイトル: 春夏秋冬そして春  韓国の鬼才、キム・ギドク監督の作品。監督自身も「冬」のシーンに出演していましたね。    老僧と青年・少年僧の話としては、このブログでも紹介している「達磨はなぜ東に行ったのか」(2月28日紹介)があります。この 哲人30号 さま  はじめまして&いらっしゃいませ。 韓国好きの私も、最近の韓流ブームにはちょっと疲れ気味なんですが、 ああいう景色&映画を見ると、まだまだ奥深い国だなぁ〜と思います。 いい加減なブログですが、これからも遊びにきてくださいね。 [続きを読む]

受信: 2005年6月13日 (月) 00時34分

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