こまどり姉妹がやってくる Yeah! Yeah! Yeah!
ずっと昔の短大生だった頃、私は上野のデパートの婦人靴売場でバイトを
してました。ある平日の昼間に、靴など拭きながらフロアに立っていたら、
背後から「ねぇ、すみません。これの小さいサイズある?」とお客様の声。
振り返って思わず絶句!!そこには尋常でない白塗りのお化粧+真っ青
なシャドー+どピンクの口紅をしたオバ(ア)さまが立っていました。
あまりの派手なお化粧で、「アタマがオカシイ人だったらどうしよう……」と
怖々接客をする私。
そのお客様の欲しかったサイズがあいにく無くて、その事を伝えると、
「じゃぁ、これでいいわ」ってどう見ても明らかに大きすぎるサイズの靴を
買うと言いだして。
私は「えぇ?大きすぎるよ~。歩けないよ~。」って、内心では思ったんだ
けど、もう一刻も早くこの不気味なお化粧のお客様から解放されたくて、
そのまま、その大きなサイズの靴を売ってしまったのでした。
レジを終えて帰るそのお客様の後ろ姿を呆然と見ていた私に、スゥーッと
フロアマネージャーが近づいてきて、耳元に一言、
「あれ、こまどり姉妹だろ」
「え?あれが、こまどり姉妹なんですか…。(びっくりした)」
それが私の知る唯一の、こまどり姉妹です。
そんな私が、こまどり姉妹の映画を昨日観てきました。
「こまどり姉妹がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」というドキュメンタリー映画。
平日の午前中だというのに、けっこう混んでたわー。
それこそこまどり姉妹リアル世代の人生の諸先輩から、若い男の子達グル
ープまで客層は幅広かったです。
期待以上に良い映画でした!!
なんかね、人生って素晴らしいなって。
きれい事じゃなくって。
こまどり姉妹の人生は、ド演歌を地で
いくような波瀾万丈で壮絶なものなの
だけど、それを冗談交じりで、女学生
のようにお話するお二人がとにかく
愛らしくって。
苦労話を「苦労しました」とつらそうに
話すことは簡単だけど、あんなふうに
明るくさらりと話してのけるのは、すご
いことです。
音楽ドキュメンタリー映画といえば「THIS IS IT」ですが、ワタクシ、僅差で
この「こまどり姉妹がやってくる!」のほうが好きかも~。
映画を見終わる頃には、笑いすぎのせいかホカホカと身体があたたまって
むくむくっと元気がわいてくるからかしらね。
それにしても、あのバイト先で会った時、あの厚化粧を怖いなんて思わず
ちゃんと相手の中身をみて接客をしていたら、ちゃんと彼女のキュートさに
気がつけて楽しく会話ができたかもしれないなぁ…。
若くて愚かだった、あの時の私。

映画のあとは、GROMのジェラード。
さすがに平日の昼間なので並ばずに
すみました。
いつもはピスタチオを食べちゃうけど、
今回はヘーゼルナッツとブルーベリー。
うぅーー、激ウマ!
あぁ、これ、こまどり姉妹さんに差入れ
してあげたいわー♪
(すっかり、姉妹に魅了された私…)
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